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結婚指輪に純金は使えるのか

純金を使った結婚指輪

ゴールドは結婚指輪に使われる主な素材の1つであり、プラチナと並んでよく選ばれています。
しかし、よく使われるのは厳密には合金のゴールドであり、金の純度は100%ではありません。
せっかくの結婚指輪ですから、高級なジュエリーにするために純金を使いたいこともあるでしょうが、可能なのでしょうか。
この点について今回簡単にご紹介したいと思います。

結婚指輪に純金は使える?

結婚指輪に純金を使う例もあるものの、あまり一般的ではありません。
ゴールドは柔らかい素材であり、純度が高いほど強度が低いからです。
結婚指輪は24時間つけっぱなしにすることも珍しくなく、一定の強度が求められるところです。
純金で結婚指輪を作ると往々にして強度に不安が残り、ともすると気付かない間に傷が付いたり、リングが変形したりします。
せっかくの高級なリングもダメージが目立っては台無しなので、純金は素材としてあまり選ばれないのです。
代わりによく使われているのが合金のゴールドです。
別の素材を配合したために金の純度は下がってしまうものの、普段使いに問題が出ない程度の強度は保たれます。
結婚指輪へと一般的によく使われるのは18Kであり、金の純度は75%です。
高級感と強度のバランスがよく、満足できるリングを作れることでしょう。

純金を選ぶときの注意点

結婚指輪の素材に純金を使うと、価格は上がりやすいです。
ゴールドはよく知られている通り高級素材であり、純度が高いほど素材の単価は高くなります。
サイズやデザインなどが同じでも、素材のゴールドが18Kか、純金である24Kかで価格は異なります。
具体的にいくらになるかは各ショップや工房によるものの、合金を選んだときよりも基本的に高価となるので、金額は事前によく確かめておくのがおすすめです。
費用を抑えたいときは18Kといった合金を選ぶといいでしょう。

ゴールドを選ぶときは要注意

純金を使った結婚指輪も一部あるものの、あまり一般的ではありません。
リングの強度に不安が残ったり、価格が高くなったりする点には注意が必要です。
純金に特にこだわらない方は、18Kといった合金の使用もぜひご検討ください。